「はやぶさ」がとどけたタイムカプセル—7年、60億キロの旅 [本]
はやぶさが、まるで人間のように描かれていますので、
科学技術に疎い方でも、この世界を満喫できるハズです。
予定外の事がおきても、冷静に、しかも辛抱強く、仕事をしてきた関係者のみなさまには、
ただただ、脱帽するしかありません。
まだまだ続く未来
そして未知への挑戦
子供たちには、絶対に読んでもらいたい本です。
ラストは、ジーンときますよ。
奇跡もあります。
親父が、電機メーカーを退職したあと、6年間、JAXAに勤務していましたが、
全く、親父の仕事について、話を聞いたことがなかったなあ。
フェイク 疑惑 [本]
トリックがとても丁寧に描かれているので、しばしば登場する音楽の専門用語もすんなりと受け入れられるでしょう。
この作品は、全員、殺人を起こす動機を持っているところが、面白い。
かなり気になります。
どんぐりむらのぱんやさん [本]
おとうさん、おかあさん、どちらが一緒に読んでも楽しいし、
国産の絵本ももっと長く、愛され続けてくれればなあ。
まさか33年子供の頃の映画を、また鑑賞するなんて思ってもみなかった。
『発明マニア』 [本]
『発明マニア』を読みました。
発明というと科学者がすぐに思い浮かびますよね。
さらにマニアという言葉がつくと、密室的なオタクの香りも。
この本を書いた米原万里さんの事は、まったく予備知識がありませんでした。
本屋でぱらっと立ち読みしたときにが、この作品を書いたのが女性であることに少し驚きました。
それに、それぞれにエッセイのタイトルが、センスが良いこと。
それも少しだけ過激で、少しだけロマンチックな!
『なんと奇抜で、ときには、ちょっとせこいアイデアの数々』
そそられましたよ。
この作品は米原万里さんが晩年 サンデー毎日に連載していた時期をまとめたものとのこと。
こんな発明ができれば面白いのにという想像をたくましくし、政治、環境などの問題解決の発明品などを披露しています。
なんと119もの発明!
イラストも楽しいです。
通勤時間に読むのがお勧めです!
『家日和』 [本]
通勤中に、気軽に読める本を探していたところ、奥田英朗の「家日和」を手にしました。
短編小説は、あまり好きじゃないのですが、奥田さんの短編は、なかなか面白いですよ。
すぐに読み終わってしまうので、また本を探さなくちゃいけないですよ。
今度は、ちゃんと長編を選ぶことにしよう!
この作品は6本の短編で、30〜40台代くらいの夫婦・家族のドラマが描かれています。
サニーディ
ネットオークションにはまる主婦が、ついに夫のギターやオーディオを無断で売ってしまおうとするのですが、う〜ん。うちでもあり得そうで、ちょっと怖くなってきた。
ここが青山
この奥さんがカッコイイです。夫の倒産を聞いても慌てないで落ち着いているところがgood!
旦那もだんなで、家事にはまっていく姿が読んでて楽しい。
でも自分には、あり得ない話だな〜。
俺の青山(せいざん)はどこにある?んだろう??
家においでよ
いい話ですね。結婚すると自分の部屋ってないじゃないですか?
しかも妻の趣味で家の中がいっぱいになってきて、少し窮屈になってくる感じ。
わかる!わかる!
妻が家を出て行くと、やりたい放談で自分の好きなものを揃えて、自分の城を造っていく感じがうらやましい。
でも自分には、現実無理だね。
最後に妻を家に招待するシーンは、ロマンティックだ!
グレープフルーツ・モンスター
妄想妻のお話ですね。こういう人もいるんだ!
夫とカーテン
転職ばかりで無謀な夫に、ついてきてくれる妻がいるなんて、うらやましい!
妻がかわいそうどころか、不安定な状況が力の源になっているところが爽快!
妻と玄米御飯
ロハスと聞くだけで、なんだか気分が悪くなりそう。
悩んでいるようで、あまり悩んでいないようにも見える夫。
やっぱり夫婦は、不思議だ!
『おそろし』 [本]
ワールドカップ決勝戦(スペイン×オランダ)は、面白かったですね。
今大会は、得点が少ない試合が多かったですけど、最後に欧州の高度なプレーが観られたことは、とても幸せでしたね。
結果的にも一番モダンなサッカーをしているスペインが優勝したことは、今後のサッカーにとって非常に重要な出来事に思えます。
これでしばらく、寝不足にならなくてすむかな?
しばらくは、ゆっくりと読書に励むことにしよう!
まずは、宮部みゆきの『おそろし 三島屋変調百物語事始』
時代ミステリーは、うちの奥さんには不評ですが、なかなかおもしろですよ。
いつもエスパーみたいな女の子が登場しますが、なかなか賢い子がよくでてきます。
今回は長編なので、読みごたえがあって楽しみです。
いわゆる普通の怪談話では、ないので、宮部ファン以外の方ははご注意を!
一番恐ろしいのはの人間の心のなかか ?
『マドンナ』・『ガール』本 [本]
昔一度読んだ本ですが、なんとなく読んでみたくて、手にしました。
奥田英朗の作品です。
奥田英朗との最初の出会いは、妻から借りた『最悪』というミステリー物を読んで、
その後すぐに『邪魔(上)(下)』を続けてよみました。
こういうタイトルには凄くひかれるんです。(妻もタイトルにひかれたらしい)
2作品ともお勧めですね。両方読んでください。
非凡な人が、落ちるところまで落ちていくスリリングがたまりません。
その次ぎに読んだのが、
『サウスバウンド(上(下)』、作風ががらっと変わったので少々面くらいましたね。
こちらは、映画化されて、DVDを観ても良いと思います。
(僕は観ていませんが・・・)
豊川悦司、天海祐希の二人ができているので期待大です。
今週読んだ、『マドンナ』と『ガール』はまたまた作風が変わった短編集です。
両作品とも、職場が中心で、『マドンナ』は40代管理職のおじさまの目線で、
『ガール』の方は30代OLの目線で描かれています。
やっぱりこれ女性向けなんですかね。
通勤時間に一気読みですね。おやじがかわいく見えるかも???
『楽園』本 [本]
久しぶりに小説を読みました。
宮部みゆきの作品は、良く読んでいますよ。
うちの妻が読んでいた本、たしか『理由』が最初だったとおもうだけど、借りて読んでみたら、僕の方が次第にはまってきて、今では、ほとんどのすべての作品を読んでいますね。
今回、読んだ『楽園』は、登場人物のフリーライターと刑事さんが、以前の作品『模倣犯』にできてくる人物で、内容もその時の事件をひきづっています。
だからまだ読んでいない人は、模倣犯から読みましょう。
たしか映画もあってDVDもでているので、そちらを観るのもよいでしょう。
小説は文庫本で5冊もあるので、なかなか読み応えがあります。
断然!本の方がお勧めです。
気温もちょど良い季節になったので、読書には最適ですね。