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フェイク 疑惑 [本]

今野敏さんと言えば、警察小説かなぁと思っていました。
 まだ読んだことはありませんが、隠蔽捜査シリーズのイメージが強かったもので。
 
今回、読んだ「フェイク 疑惑」は、音楽業界を巡って、男たちの駆け引きが、とても繊細に描かれています。
トリックがとても丁寧に描かれているので、しばしば登場する音楽の専門用語もすんなりと受け入れられるでしょう。
とても説得力がありますから。

この作品は、全員、殺人を起こす動機を持っているところが、面白い。
 
違う作品も読んでみたい。
かなり気になります。
 
フェイク 疑惑 (講談社文庫)

フェイク 疑惑 (講談社文庫)

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: 文庫
 
【説明】
音源制作中殺された歌手。容疑者は5人。 
深夜のレコーディング終了後、歌手の本多が殺された。容疑者は現場にいた5人、全員動機はあった。鮮やかなミステリー。
 

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