『パイレーツ・ロック』DVD [映画]
なかなか楽しめますね。コレ!
ザ・キンクスの「オール・オブ・ザ・ナイト」ってこんなに格好いい曲だったっけ?
60年代を中心にいろんなロックが出てくるので、それだけでご機嫌ですよ。
この荒々しさがたまらないですね。(約40曲くらいかかるので楽しみに観てました)
この映画最初は、ギャグ映画かと思って観ていましたが、どうやらそうではないみたいです。
後半は、グーッと魂が惹かれていく感じです。
とにかくこの映画は長い!
作品がまとめ切れていない感じ。
作った人たちもそう思ったんでしょうね。
カットされたムービーがさらに30分以上、おまけで付いてくる。
こちらの方もなかなか面白いですよね。
そんな完璧じゃないところが、イギリス映画の良いところかもしれませんね。
●ストーリー
1966年のイギリス。ドラッグと喫煙で高校を退学になったカール(トム・スターリッジ)は更生のため、名付け親であり母の旧友でもあるクエンティン(ビ
ル・ナイ)の船に預けられる。だが、実はクエンティンは海賊ラジオ局“ラジオ・ロック”の経営者。北海上から電波を発するその船は、24時間ロックを流し
続け、国中をスウィングさせているホット・スポットだったのだ。一番人気のDJは、ロックと自由を愛するアメリカ人ザ・カウント(伯爵)(フィリップ・
シーモア・ホフマン)。他に皮肉屋だがユーモラスで面倒見の良いデイヴ(ニック・フロスト)、とてつもなく人が良いサイモン(クリス・オダウド)、寡黙が
売りの美男子マーク(トム・ウィズダム)、深夜の時間帯を受け持ち、普段は部屋にこもっているヒッピー風のボブ(ラルフ・ブラウン)、毎時ぴったりに
ニュースをお届けするジョン(ウィル・アダムスデール)、言動行動全て皆のカンに触るアンガス(リス・ダービー)といった個性的なDJが揃っている。最初
は戸惑いばかりの毎日だったが、気の良い仲間たちに囲まれ、カールは徐々に船内の空気に溶け込んでいく。だがその頃、政府の大臣ドルマンディ(ケネス・ブ
ラナー)は風紀を乱す海賊ラジオ局の存在を苦々しく思っていた。彼はスポンサーの締め出しにかかるが、クエンティンはしばらくイギリスを離れていた伝説の
DJギャヴィン(リス・エヴァンス)を呼び戻し、出資者の支持を得るのだった。そんな中、カールはクエンティンから紹介された姪っ子マリアン(タルラ・ラ
イリー)に一目で恋をするが、あっけなく失恋してしまう。一方、ドルマンディは、電波が海難信号を妨害するとして、海洋犯罪法の成立に動き出す。法案は可
決。“ラジオ・ロック”は大晦日24時をもって放送の終了を余儀なくされる。突然の決定に言葉を失うDJたち。そして悲しみに覆われるリスナーたち。“ラ
ジオ・ロック”はこのまま終わりを迎えてしまうのか……?
コメント 0